【カーポート設置できない？】雨水管と汚水管の位置は非常に大事！

よし、施主検査の事を書けばあとはやっと・・・Web内覧会だぁー！っと思っていたのですが、一つ大事なことをわすれそうだったので今回紹介致します。

家の屋根などから流れてくる雨水と、家のお風呂やトイレ、台所からでる汚水は配管を通って外の雨水管、汚水管を伝い、マスを経由して敷地外へ流れていきます。

家を建てる時は外の排水管の施工は家の足場が外れた後に工事を行うのですが、特に指定しないと本当苦労しますので気を付けましょう！！！

雨水管、雨水桝の位置について

家の足場が外れそうな頃に現地確認をしていたら、感じの良い優しそうな配管工の職人さんが現れて、

「現地下見していきますね～！」

って声を掛けてくれました。そして雨水、汚水の配管の位置を確認されているようです。

私も興味本位でその様子を少し離れてみてたのですが、職人さんからまた声かけてくれました。

「このU字溝って配管しときますか～？？」

思ってもみなかったのがこの一声でした。

このU字溝は家の敷地の境界付近に前の地主さんの家の時から設置されていました。

このU字溝は北側の擁壁に沿って設置されているんだけど、実は現状では、古い雨水桝にも接続されておらず、雨水の排水経路が無い状態でした。

上記は古い雨水桝とU字溝との配管。なぜかビニールで塞がれてた・・・。今回コンクリートの古い桝は撤去することになっていて樹脂製の新しい物を設置予定です。

実際この古いU字溝が使えるかどうか判らず、どうするか考えるのを忘れていました。それを職人さんが気にかけてくれたので、

相太「そのU字溝も雨水桝に接続しといてください！」

そう伝えておきました。

職人さん達が帰ってからすぐに今のU字溝が使えるか、実際に水を流してみると・・・。

水がちゃんと雨水桝方面へ流れた！U字溝はちゃんと使えるじゃん！！

U字溝はちゃんと勾配を考えて配置されていないと、どっちに水が流れるかわからないですからね。どうやら素人ではなく、ちゃんと考えられて設置されているようです。

職人さんに新しい雨水桝に接続をお願いしてよかったぁ～。実は北側の擁壁部分は水が溜まりやすそうだったので、排水をどうするか考えなきゃいけなかったんですけど、まさか既存の設備でお金もかからずU字溝を使えるとは思わなかった！

古屋付きの土地であった事と、毎週のように現地へ行っていたおかげで職人さんにお願いすることができたのが今回良かったポイントです！

これで排水関係は一安心！そう思ったのがまずかった・・・。

雨水管の位置を事前に指定しておくべきです！

雨水管についての配管ルートまでは特に指定しなかったのですが、後で現場監督のS木さんにカーポートを設置する予定の事を話していた時に気が付いたのです。

あれ？

もしやカーポートの柱って雨水管の位置と当たるのではないか・・・？？

S木さんに聞いてみると・・・。

上記の画像の赤い線が雨水管の配管予定ルートでした！思いっきりカーポートの柱の位置に当たるのです！

S木さんにその話をして、S木さん経由で配管工の職人さんに話をして頂きまして、無事カーポートの柱を避けて雨水管を配管して頂きました。

正直今の時に気が付いて本当良かった！家の引渡し後だったらもうどうしようもなかったかもしれません。

現場監督さんにも外構の配置予定を伝えておくべきです！

カーポートについては、営業さんやコーディネーターさんなどとの打ち合わせ時点では設置予定を話していましたが、外構は別の業者さんで施工予定だったので家の建築とは関係ない部分となりますので、現場監督さんまでカーポートの位置まではエスカレーションされていませんでした。

外構は範疇外なので家の施工側からすれば施主から特に指定が無ければ自由に雨水管を設置するのは当然だと思うから、施工業者の不備ではありません。

私達の場合は、現場監督S木さんに色々相談に乗ってもらっていて、北側の水の排水の件も相談していたりしていたり、カーポートの位置も家の窓と干渉しないように配置するなど相談していた中で偶然気が付いたのが良かったです。

これから家を建てる人は、雨水管、汚水管、桝の位置はどこになるのか施工会社に必ず確認したほうが良いですよ！

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